令和4年度 相模原市PTA大会

2月18日(土)、相模原市民会館において令和4年度相模原市PTA大会が開催されました。コロナ禍で2年間の中止を経て、昨年は市民会館を会場としながらもオンラインでの開催となってしまいました。今回は感染対策を充分に講じる中で、実に4年ぶりの対面での開催とすることができました。開会式では本村賢太郎市長、渡邉志津代教育長から心温まるご祝辞をいただきました。

事例発表では、コロナ禍であっても様々な工夫をする中でPTA活動をすすめてきた向陽小学校、星が丘小学校、中野中学校、藤野南小学校の4校PTAから発表していただきました。地域、学校の紹介からそれぞれの学校のPTA活動について、寸劇をいれたり、活動時の衣装を紹介したり、プレゼンの絵に合せて話をされたり、分かりやすく説明していただきました。

意見交換会では、PTAのコミュニケーションを学校も含めてどう図ってきたか、来年度の発表にあたるPTAからどのように発表に向けて取りくんできたのか等々、会場からの発言も含めて内容のあるものでした。

「向陽小学校PTA 心をひとつに上を向いてやってみよう」

星が丘小学校PTA 「銀杏と共に歩もう!共に伸びよう!」

中野中学校 「Shining Wings すべては子どもたちの豊かな心と将来のために 中野中の過去・現在・未来」
藤野南小学校 「みんなでつくる あたたかい学校」
意見交換会 各校2名と司会の小泉会長

賀詞交換会

年が明けた1月14日午後14時より、相模原市PTA連絡協議会の賀詞交換会が相模原教育会館で開催されました。賀詞交換会は3年ぶりの開催です。従前とは違って、飲食を伴わない、人数を大幅に減らしての開催となりましたが、市内ほとんどの学校のPTA会長と校長先生のご出席をいただきました。また、相模原市長の本村様、市議会議長の寺田様、教育委員会教育長の渡邉様からあたたかいご祝辞をいただきました。

冒頭のアトラクションでは共和小学校吹奏楽団による演奏が行われました。元気に、楽しく、リズミカルに、チームワークよく奏でるメロディーに会場の聴衆は心洗われるひと時を過ごすことができました。

第2部のブロック紹介では、各ブロックの会長の皆さまから学校や地域の紹介、そしてPTA活動を前に進めよう、あいさつがありました。最後の相模湖・藤野ブロックでは、令和元年10月の台風の土砂災害で学校を公民館等に移していた藤野北小学校から、今年の2学期より元の場所にもどって再び活動できるという嬉しいお話があり、会場から大きな拍手が沸き起こりました。

 

 

市教職員組合との教育懇談会

12月3日(土)15時30分より、相模原市教職員組合の先生方と教育懇談会が行われました。市P連会長と教職員組合委員長のあいさつの後、4つのグループに分かれて、子どもや学校の様子について懇談が行われました。

コロナで子どもたちの頑張りを見る機会が減った。コの字型学習や助け合い学習など、学びの共同体ができていない。タブレット、学校によって使い方が違う、持ち帰りや使用時間がどうなのか。子どもの発達支援や見守りには地域の協力が必要。学校は人手不足で疲弊している。だからこそ、地域の力を借りて、コミュニティースクールに期待している。中学校部活動の地域移行がどうなるのか。マスクで表情が伝わらず、相手の表情や気持ちを察する力が育っていない。

たくさんのことが話題になりました。先生方の思い、親の願いが互いに理解できる時間となりました。こうした懇談会がもっと各学校で再開されると子どもたちのしあわせにつながります。

第3回代表者会

12月1日(木)19時より、第3回代表者会が開催されました。当日は対面とオンラインとのハイブリッドでの開催でした。「子どもが小さいので助かる」との声が事後のアンケートに寄せられました。

相模原市精神保健福祉センターから「自殺対策」の概要説明のあと、北里大学医学部精神学科の神谷俊介先生より「コロナ禍の子どもや大人の心の変化 心のケアや自死予防について」の講演がありました。

コロナ禍による小中学生のメンタルヘルスの影響について、うつ症状、自傷、希死念慮、自殺企図等の増加、他にも家庭不和、DVや虐待、不登校、精神疾患を持つ患者の状態悪化、子どもの精神発達への影響などが報告されていると話されました。

子どもの声に耳を傾け、不調に気づくことの大切さ、家族が向き合い、新しい関係を見つける”チャンス”

コロナ禍の影響はとても大きいが、一人ひとりが抱える大変さや苦しさはちがう。子どもだけでなく、大人も不安を抱えている。だからこそ、一人で抱えず、安心してつながりあえる社会であってほしいと思う。子どもは大人の言うと通りになるのではなく、大人のようになるのだから、と結ばれました。

子ども、保護者、教師が孤立するのでなく、「安心してつながりあえる社会」、家庭・学校・地域の大切さを強く意識させる講演会でした。

札幌市PTA協議会が相模原を訪問されました(2)

11月26日(土)午前、札幌市PTA協議会と相模原市P連は教育会館で特別支援教育の学習会を行いました。講師は相模女子大学子ども教育学科の大里朝彦教授。共生社会、インクルーシブな教育、学校における合理的配慮、発達障害等々から、特別支援教育のポイントとして12点をわかりやすくお話しいただきました。

①みんなちがってみんないい、②「障害」が生じるのは関係性、③「障害」は補う・軽くする、④その子を大きく、みんなで協力、⑤目標をスモールステップに、⑥わかるために構造化する、⑦できていることを生かす、⑧比較の対象は過去の自分、⑨場当たり的な指導はNG、⑩People First はじめに人間ありき、⑪平等と公平を使い分ける ⑫ほめて育てる

午後は、JAXA相模原キャンパスを見学しました。見学交流棟や実験棟で解説付きで見学することができました。あらためて、相模原にはすごいものがある、もっと子どもたちに見てもらいたいと思いました。

札幌市PTAが相模原を訪問されました(1)

11月25日(金)から26日(土)、札幌市PTA協議会のみなさま10名が相模原市を訪問されました。相模原市の特別支援教育とコミュニティースクールなどについて研修されました。

最初に、富士見小学校で校長先生から特別支援教育のお話を聴き、校内を見学させていただきました。子どもたちの元気な様子に日常を取り戻しつつある学校を感じられたようです。次の中央中学校では、校長先生から中央中学校区の学校運営協議会(コミュニティースクール)のお話を聴くことができました。生徒の居場所づくりに地域と共にとりくんでいる様子や、学校運営協議会の名称をより親しみやすくするために、「あいあーるネット」(Ai-R NET  Aid 助ける、援助する Relaxくつろぐ、ゆったりとした気分で)としたことなどが話されました。

教育会館では、両協議会の紹介と最近の課題などについて情報交換が和やかに行われました。

PTA大会打ち合わせ(2)

11月24日(木)、第2回PTA大会打ち合わせ会が発表校4校の出席のもと開かれました。最初に話し合いとくじによって当日の発表順番が決まりました。

最初に向陽小学校。向陽小に紛れ込んだスパイ達が向陽小の魅力やPTAの実態をボスに紹介します・・・・・「SPY×FAMILY」の世界です。

2番目が星ヶ丘小学校。長い歴史のある銀杏活動からPTA活動を紹介します。発表に緊張していますが、少しでも楽しめたらと思ってます。

3番目が中野中学校。あいさつ運動、花植活動、お祭りへの参加など、子どもと地域を結ぶとりくみを発表していきます。

最後が藤野南小学校。20年前、篠原、藤野、菅井、牧郷の4校が統合されてできた学校です。校章の「四つ葉のクローバー」に思いが込められています。環境美化活動、芸術鑑賞会、通学路安全点検、ボランティア活動を紹介します。

日本PTA年次表彰式

11月18日(金)、令和4年度日本PTA年次表彰式がホテルニューオオタニで行われました。

相模原市から団体賞で相模台中学校PTAが表彰されました。同校PTAは、全員アンケートを実施し、ボラティア制の導入など、新しいPTA活動をめざして取り組んでいます。その成果は昨年度の相模原市PTA大会や今年の関東ブロック研究大会で発表していただきました。

相模台中学校PTAのみなさま、本当におめでとうございます。

 

令和4年度 第54回市長・教育長を囲む教育懇談会

11月14日(月)18時30分より、「市長・教育長を囲む教育懇談会」が開催されました。今年で54回を重ねる歴史のある懇談会です。市側からは大川副市長、渡邉教育長をはじめ教育局長、学校給食・規模適正化担当部長、学校教育部長、生涯学習部長に出席いただきました。

懇談会のはじめに、小泉市P連会長は、藤野北小学校の再開やコロナ禍での市・教育委員会の取り組みに謝意を表すとともに、今後も行政と連携してさらなる教育予算の拡充を求めていきたいとあいさつされました。懇談では、子どもの貧困、特別支援教育、学校運営協議会(コミュニティスクール)、学校の統廃合、働き方改革、部活動の地域移行、トイレなどの学校施設、GIGAスクール、子どもの安全、食育・学校給食など、話題は多岐にわたりました。

予測困難な時代であっても、大人と子どもが「共に学び 共に歩み」、誰一人として置き去りにすることなく、「共に生きる」ことを強く掲げ、未来の相模原を担う子どもたちのために、魅力ある「さがみはら教育」の構築が大切であることがあらためて確認されました。

 

第2回 代表者会

10月27日(木)19時より、第2回代表者会が相模原教育会館で開催されました。多くの会長、副会長のみな様に参加いただきました。また、ZOOMで参加された方からは「小さい子どもがいるので、とても助かりました」との声がありました。

前半は「GIGAスクールPTAのICT化」と題して、二本松小学校の篠原校長先生から講演をいただきました。二本松小学校の「これまで取り組んできた協働的な学びとタブレットPCを活用した個別最適な学びをベストミックスさせた新たな学習スタイルの確立を目指した」とりくみが紹介されました。参加者からは「GIGAスクール構想が単なるタブレット配布に終わらず、本質は個別最適化にあるというお話がとても参考になりました」など、とても好評でした。

後半は、グループ討議「PTA活動について~会長・副会長の役割と困っていること~」を23のグループに分けて行いました。「どこの学校も同じような悩みを抱えていますが、ヒントになるお話もたくさん聞けて楽しかったです」「情報交換ができて、活気もあり、とても良かったと思います」等、有意義な話し合いの時間となりました。