会長あいさつ

相模原市内PTA会員の皆様におかれましては、日頃より相模原市PTA連絡協議会(以下:市P連)への活動に対し、多大なご理解とご協力を賜り厚く御礼を申し上げます。

昨年に引き続き、令和6年度の会長を拝命致しました中村岳彦(なかむらたけひこ)と申します。どうぞよろしくお願い致します。

5月に開催いたしました「令和6年度定期総会」は、多くの参加者がいる中で無事開催することができました。代議員のみなさまに感謝申し上げます。また、市長・議長・教育長には総会にあたりお祝いのお言葉をいただきました。この場をお借りして厚く御礼を申し上げます。

現在、市P連は相模原市内96校の小・中学校PTAが加盟し、地域ごとに11のブロック協議会を編成して成り立っております。主な事業としましては、教育委員会と共に様々な教育課題を語り合い、問題解決へ取り組む活動として「市長・教育長を囲む教育懇談会」「校長会との懇親会」の開催、子育てをする大人たちが互いに学び合う環境づくりを目的とし、市内のPTA会長が一堂に会して様々な協議や勉強会を行う「PTA代表者会」の実施などがあります。また、教育委員会と11ブロック協議会が連携して行う「家庭教育事業」や「PTA大会」などを行い、大人の学びの場を提供しております。そして、平成28年度からは公益社団法人日本PTA全国協議会にも加盟し、各地方大会への参画、関係団体との連携・情報共有なども行っております。

さて、本年度のスローガンは『 つながりをつくる。ひろげる。ふかめる。 』とさせていただきました。子どもたちの心身ともに健全な成長を図るため、社会の多くの変化に対応した教育等を保護者、教職員とともに主体的に取り組むことが、これまで以上に求められる時代となりました。子どもたちだけでなく私たち大人にも主体的な学びが起こるには、人との「つながり」が大切なことだと思っています。

<つくる>
近年、デジタル化社会の急速な発展により、オンライン上のコミュニケーションが増え、実際に目と目、顔と顔を合わせて、同じ空気感の中でのリアルなコミュニケーションが減少しています。代表者会や各ブロック協議会を情報共有の貴重な機会ととらえ、新しいアイディア・視点の獲得のため、昨年度より工夫をこらした事業を創造することで、より一層のつながりをつくっていきたいと考えています。

<ひろげる>
市P連は代議員制をとっていますが、そもそも代議員の皆さまはPTAを通して積極的な社会参加をされており、子どもたちの笑顔のためにできることを実現したいという価値観を共有しています。この価値観の共有は、他校PTAとのつながりに広がり、それぞれの学校における持続可能なよりよいPTA活動への手がかりとなっていくことと考えています。

<ふかめる>
市P連は教育委員会や校長会・教職員組合等と積極的に交流しています。子育てや教育環境の向上にむけて今日的課題や問題の解決・改善が行われるように、保護者の代表として他団体と協力し、意見交換会等を実施するなどの活動を通じて、つながりを深めていきたいと考えています。

市P連では「すべての子どもたちのために」という想いを大切にしながら、会員の皆様、教育委員会、校長会、地域の皆さま等と手を取り合って、「つながり」を意識した実りある事業を推進していきます。結びになりますが、市P連はすべての子どもたちの幸せを願い、皆様と共に子どもたちの健やかな育成環境と明るい未来の創造に取り組んで参ります。
今後とも市P連へのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

 

 

令和6年5月吉日

相模原市PTA連絡協議会 会長 中村 岳彦

相模原市PTA連絡協議会 会長 中村 岳彦