会長あいさつ

相模原市内PTA会員の皆様におかれましては、日頃より相模原市PTA連絡協議会(以下:市P連)への活動に対し、多大なご理解とご協力を賜り厚く御礼を申し上げます。

令和5年度より会長を拝命致しました中村 岳彦(なかむら たけひこ)と申します。どうぞよろしくお願い致します。

先日開催いたしました「令和5年度定期総会」は、コロナによる人数制限などなく、多くの参加者がいる中で無事開催することができました。代議員のみなさまに感謝申し上げます。また、市長・議長・教育長には総会にあたりお祝いのお言葉をいただきました。この場をお借りして厚く御礼を申し上げます。

現在、市P連は相模原市内98校の小・中学校PTAが加盟し、地域ごとに11のブロック協議会を編成して成り立っております。主な事業としましては、教育委員会と共に様々な教育課題を語り合い、問題解決へ取り組む活動として「市長・教育長を囲む教育懇談会」「校長会との懇親会」の開催、子育てをする大人たちが互いに学び合う環境づくりを目的とし、市内のPTA会長が一堂に会して様々な協議や勉強会を行う「PTA代表者会」の実施などがあります。また、教育委員会と11ブロック協議会が連携して行う「家庭教育事業」や「PTA大会」などを行い、大人の学びの場を提供しております。そして、平成28年度からは公益社団法人日本PTA全国協議会にも加盟し、各地方大会への参画、関係団体との連携・情報共有なども行っております。

さて、本年度のスローガンは昨年同様『共に学び 共に歩み 共に生きる』とさせていただきました。ようやく、新型コロナウィルス感染症拡大に伴う日常から解放された日々に戻りつつある中で、私たちは、子どもたちの環境も含めて大きく生活様式が変わりました。また、制限があった生活のなかで、何が大切なことなのかを再度考える契機ともなりました。

子どもには、夢や希望を持って未来を切り開いて欲しい。しっかりと生きる力を身につけて欲しい。親としては、子どもの今と将来の幸せを願うばかりです。

これからの新しい時代を生き抜くためには、大人も子どもと共に学ぶ必要があると思います。ひとりでは学びに限界があるかもしれないですが、関係団体や地域と一緒に学ぶことで、大きな気づきが私たちの人生を豊かにしてくれると思います。これからも教育委員会・校長会・地域団体、そして会員の皆様と手を取り合い、大人と子ども、家庭と学校・地域が「共に」学び、歩み、生きることが出来る社会を目指して参ります。

結びになりますが、市P連はすべての子どもたちの幸せを願い、皆様と共に子どもたちの健やかな育成環境と明るい未来の創造に取り組んで参ります。

今後とも市P連へのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

 

 

令和5年5月吉日
相模原市PTA連絡協議会 会長 中村 岳彦