7月16日、教育会館にて市P連と3校長会(小学校、中学校、小中校長会代表者会)との懇談会が行われました。市P連からは本部役員、ブロック長、顧問が参加しました。
懇談では、新聞でもとりあげられた学校現場の人手不足が話題となりました。校長会からは「年度当初の欠員だけでなく、今後先生方の療休や産休・育休が出たとき人材確保に不安」「教科担任制の中学は厳しい」、P側からは「先生のいない授業があった」「PTAでお手伝いできることがあったらなんでも呼びかけて欲しい」と話がありました。
次に大きな話題となったのが「部活動の地域移行」に関することです。今まで部活動は、授業や生徒会活動などの教育課程には含まれないが、学校の管理下における重要な教育活動として各学校でとりくまれてきました。これをどう地域の指導者やクラブ等に移していくのか、これからの大きな検討課題です。校長会側からは「勝利至上主義ではなく人間教育の場として部活動を考えたい」、P側からは「子どもにとって部活動はどうなのか、入学時に中学校生活、部活動に不安を感じている子もいる」等の意見がありました。その他に懇談では、「教員にとってPTAとは」「特別支援学級の介助員不足」「サポーターの活用」「通学路の危険個所への対策」等が話題となりました。
土曜日の午後とはいえ、学期末のお忙しい中、また総合体育大会の真っ最中、ご出席いただきました校長先生方、ありがとうございました。とても有意義な2時間でした。学校とPTA、校長会と市P連とのコミュニケーションを大切して、子どもたちのためとりくむことが何よりと参加者一同で共有できたと思います。