基本方針・事業計画


◆ 平成28年度 市P連事業計画


 スローガン

  『大人の背中』

1.基本方針

PTAは必要です。我が子の健やかな成長は、周囲の環境によって大きく左右されます。我が子だけが安全で健やかに育つ事などありえません。友人、兄妹、先生、周囲の大人たちと関わりあいながら、子どもたちは成長していきます。子どもたちが健やかに育つ事が出来る地域を創るのは、責任世代である私たち大人です。『大人の背中』が輝いていなれば、子どもたちは未来への希望を抱く事が出来ません。学校に関心を持ち、学校を応援し、環境づくりに誇りをもって参加する。その背中を目指して次の世代である大人へと成長し、地域の一員として参画する大人が増えていく事で、子どもたちの健やかな成長へとつなげて参ります。

今年度も相模原市立小中学校PTA連絡協議会(以下:市P連)は、地域最大の[学校の応援団]として各単位PTA、市内の小中学校、そして子どもたちの為に地域で活躍する全ての大人たちの背中を全力で応援し、結果として子どもたちの健やかな育成環境を創り上げる為の事業を実施して参ります。

2.事業計画

(1)市P連活動の見える化
①「市長・教育長との教育懇談会」の実施
②「造形さがみ風っ子展」への参画
③各種教育行政機関・委員会への市P連役員・運営委員の派遣
④小中学校長会・湘北教組との懇談会の実施

各単位PTAを積極的に支援する事を目的とし、市P連活動の有用性を積極的に発信して参ります。教育委員会等との意見交換を本年も実施する事により相互理解を深め、より積極的な協働を実現致します。また「造形さがみ風っ子展」など子どもたちの創造力を高める活動にも積極的に参加し、豊かな心を育む情操教育への協働を行います。PTA活動とは仕事と家族の時間を工面した会員の貴重な資源で行われる活動である事を鑑み、各種教育行政機関・委員会に関して慎重な参加を実施して参ります。また、常に子どもたちと共に歩んでくれる教職員の皆様との懇談を通じて教育現場への理解を深め、市内最大の[学校の応援団]として支援を実施して参ります。

(2)情報の共有化(事業、活動の周知)
①相模原市PTA研究集会の実施
②広報紙コンクールの実施
③代表者会議の実施
④賀詞交換会の実施
⑤家庭教育事業を推進し、保護者同士が集い、学び合う場所作りの支援
⑥神奈川県PTA協議会からの分離独立
⑦公益社団法人日本PTA全国協議会への加入

各地域で活躍する単位PTAの活動を共有し、より充実した活動に活かして頂く取り組みを本年も実施致します。毎年開催されている研究集会を通じて気付きや学びの場を作り、市内各校の支援を行い、広報紙コンクールや代表者会議を有効に活用し、PTA活動への理解や関心を持って頂ける事業を行う事で、地域の大人たちが学校へ関心をもって参画できる情報共有を実施致します。また、毎年各ブロック協議会で実施する家庭教育事業は、ブロック単位で顔を合わすことが出来る貴重な場であり、より広い地域の大人たちが共に集い、学ぶことが出来る場所として積極的な支援を実施して参ります。

政令指定都市である本市は、教職員の採用・教育から教育環境の整備に至るまで、本市独自の活動が可能であり、現在国内において20の政令指定都市が独自の教育行政を有しており、各政令指定都市における教育委員会は、県教育委員会と同等の権限を有しています。神奈川県PTA協議会との連携は重要であるものの、本市PTA会員への更なるメリットを創出する為には、各政令指定都市と広い分野においての意見交換や情報収集が急務となっており、同等の規模において活動する組織との情報交換や連携を模索する必要があると思われます。そこで、本年から市内PTA会員の更なる支援を最大の目的とし、そのスケールメリットを活用すべく公益社団法人日本PTA全国協議会への参加を実施致します。各地における教育現場やPTA活動の有意義な情報を収集し、各単位PTAへのフィードバックと支援を可能とし、今よりも更に子どもたちが安心して学ぶことが出来る環境整備へ繋がる取り組みにして参ります。

(3)情報化への対応
①広報紙のタイムリーな発行
②ホームページの充実
③会議資料の事前配信

市P連や各単位PTAの活動を積極的に発信すべく、広報紙の発行やホームページを効果的に運用して参ります。活動の見える化により、より多くの方にPTA活動の有用性や意義を理解して頂き、積極的な参加、参画を頂ける取り組みを行います。また、参加して頂く皆様の限りある貴重な時間を決して無駄にすることが無いような会議運営を実施する事で、組織の活性化を推し進めて参ります。

(4)継続性を維持する体制づくり
①市P連への加入促進活動
②市P連サポーターの拡充
③互助会の立ち上げ準備
④さがみ風っ子総合保障制度の運営

PTAという組織を活性化して行くために市P連サポーターの皆様との連携を深めて参ります。PTAに関わって頂き支援いただいているサポーターの皆様との連携は不可欠であり、各地域でのPTA活動への理解と周知を発信して頂くためにも、より充実した活動を実施して参ります。
相模原市内の単位PTAの力を集結する事で、山積する諸問題に能動的な働きかけを行う事が可能となります。地域は違えども同じPTAの仲間同士という強い絆が大きな力になります。市P連はその為の器であり、大きければ大きいほど強い力となります。市内全ての単位PTAの皆様に市P連の有用性を理解して活用頂けるよう、各事業の推進に注力して参ります。

(5)各種関連団体との連携等
①いじめ根絶に向けた組織の枠を越えた取り組み
②自治会連合会との連携
③児童を守るためのスマートフォンに対する調査研究

近年増加しているいじめ問題へ積極的な関与をして参ります。本市教育委員会等と連携し情報の収集や発信、各種講演会への協働や後援を積極的に実施致します。子どもたちが安心して楽しく学べる学校を作り上げる事は、我々大人が英知と勇気と情熱を集結する事で実現致します。また、地域コミュニティの更なる活性化を図る事は、子どもたちを見守る目がさらに増える事へ繋がります。そのためにも自治会活動との連携を深め、地域の子どもを地域の大人たちが育てられる取り組みを推進して参ります。昨今問題となっているスマートフォンはいじめの原因になるばかりでなく、事故や事件に巻き込まれるケースが増えてきております。他市においては先進的に条例化を行う事により家庭や学校での指導をより円滑に行う事例も出て参りました。本年度は各方面よりご協力を頂きながら、児童を守る為の条例化に向けた調査研究を積極的に実施して参ります。

【結びに】
PTA活動とは、子どもたちの為だけではなく、大人たちの為の活動でもあります。この活動を通じて地域の輪が広がる、新しいことへ挑戦する事によって私たち自身の視野が広がり、子どもたちが成長していくように、大人たちも成長が出来る場です。「今どきの子ども」という言葉を耳にしますが、今どきの子どもなんて存在しません。今も昔も子どもたちは純粋無垢です。「今どきの大人」が「今どきの子ども」にしているのです。大人が変わらなければ子どもは変わりません。子どもたちに見せる我々大人の背中に誇りを持ち、大人としての成長へ繋げることが子どもたちにとってかけがいのない未来へと繋がっていきます。本年度も志高い仲間たちと共に、胸を張って、堂々と大人の背中を子どもたちに見せながらPTA活動を強く推進して参ります。